第12回 サステイナブル

今やサステナビリティ―という言葉が当たり前になっていますが、1992年のリオデジャネイロの環境国際会議にてに言われ始めたとあります。時はたち、2000年。亀工房はまだ存在しておりません。立ち上げ準備期間でしたが、当時デスクトップPCソニーのバイオがかっこよくて、奮発して購入したのがその頃にあたります。インターネットが真新しくて世界に触れたり、広い日本を身近で感じる時間に没頭しました。その頃の流行語「ネットサーフィン」をしていました。今や廃語ですね。
そんな2000年のある時、ふと考えたことがありました。それは、この先、都市化が進み世界の人口が爆発的に増えて地球の酸素発生装置である森林が減少し続けたら…。極論ですがその時の森林の価値って最強だなって思ったんです。都市化が進んだ町の中心に人工的にそれを作ったらめちゃくちゃ高価なものになる。今は自然が自然であるから価値が見えないけど、これらが希少化し誰かの所有になったとたんに価値が爆増してしまう。単なる森林の事ではなく、あえて人工的に森をつくったとしたらと想像してみてください。ここを通過する水が微生物により浄化され、酸素を供給し、日陰を作り、枯れ葉と微生物が肥えた土壌を作り、保水力を持ち食べ物を生み出し、木材を育てる。なかなか凝縮された価値なんです。それをイメージしてなんとなくネットで調べていると、ビオトープという言葉や環境にまつわる言葉をたくさん知りました。その中で一番ワクワクした言葉がサステナビリティ―でした。おそらくここで話す考え方とは違う言葉の意味と思いますが、その当時にこの考え方は絶対に弊社のスタンスに取り入れて向かい進むべきだと考えました。
2022年01月17日 カテゴリー: コーポレートステートメント
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