第11回 ゴミという言葉が廃語に

循環型社会の完成した世界とは…。
そもそもゴミという言葉はおかしな言葉です。そんな言葉が無くなります。なぜならゴミ=思考停止といえます。そんなことを2005年くらいの事ですが地域の社会問題を考える会合のようなところで話したことがありました。
当時はただ環境問題に興味や課題意識があったというだけでそれをビジネスにしようという発想はありませんでした。のちにお話ししたいですが、環境問題も絶対にビジネスに乗せていかなきゃいけない課題です。=ピラミッド理論です。(勝手に呼びますが詳しくは上記ピラミッドと文明をお読みください)ゴミって言葉の使い方です。捨てるものと同じ意味ですよね。捨てるってどういうことでしょうか。手放す=そのあとは知らないよってことですよね。それって毎日、思考停止状態の物質を山積して、資源というポテンシャルを加工して、一瞬だけ特定の人にhappyを生み出し、人を介して思考停止物質に変化させて積み上げ続ける状況ですよね。地球の質量は変わりませんので、それを続けることに他ならないんです。ですからそれはどこかで循環のサイクルを作らなければならないということになります。
とはいえとはいえ、環境は大切だ!エコだスローライフだ!それは誰もが思っていることです。
理想としては、そのように環境を大切にした生き方をするがいいに決まっています。しかし、理想を語るだけで社会を築こうとするのはそう簡単ではなく、それは絶対にうまくいかないということは歴史が証明していると思います。理想を描きつつ、現実に合わせた発想で実現可能性にコミットしていく事が求めれれていると思います。弊社としてもそんな宣言は今はまだ口が裂けても言えません。泣 また、すべてエコ商品で備えていく事は不可能ですし、石油を精製するときに得られる化学製品の恩恵を受け続け、それを断ち切るなど完全に無理ゲーだからです。着ているものも化学製品様様です。感謝しかありません。もちろん、先進的にそれを進めるオーガニックライフスタイルに取り組むことはとても意義のあることだと思いますし、素敵だと思います。そしてすべてを受け入れることもまた重要です。
私たちはオーガニックもインオーガニックもすべてにおいて価値観を共有する必要があると考えています。テクノロジーや経済システム、金融といった、スローからかけ離れた世界もすべてこの問題にコミットしていく必要があるという風にとらえているからです。あらゆる社会にこの循環型の社会を組み込む。それがサステイナビリティーという考え方と思っています。最近のそのSDGsは、それを開発という言葉でより網羅的にまとめて未来志向で進めていこうよという考え方だと思っています。低炭素社会=電気自動車っていうのは若干の疑問は残りますが。いずれにせよまだ見ぬ未来に着実に社会は進んでいます。
2022年01月17日 カテゴリー: コーポレートステートメント
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