KAME-KOBO MAGAZINE

亀工房マガジン

第2回 社寺建築

栃木県には日光東照宮という世界遺産が存在します。日本が日本であるのはこの歴史を無しに語れません。豪華絢爛、風光明媚。当時の力を象徴するすべてが凝縮されたものです。建築に見せられそこで見たものは、建築を携わった人間ならわかります。一つひとつ組み上げる技術、それを統率する能力、象徴としての世界観、伽藍の美的センスなど、そのすべてが当時の最先端であったことは間違いありません。因みに、日本の政治の始まりと同じくして入ってきた建築技術が規矩術です。建築の神様はそれなので聖徳太子なんです。法隆寺の五重塔は1300年たった今も現存しています。当時の技術がどれだけ優れていたかなど語るに及ばない現存で残っているんです。海にの向こうから入ってきた技術は、700年代から始まり日本独自の文化へと発展していきました。

遠回りしましたが、近代文明が始まる前に日本の独自の文化が最高に発展したのが日光東照宮の建築くらいなのではないでしょうか?その技術に魅了されたのです。亀工房という会社になる前には、社寺建築に携わり、実際に東照宮や神橋の修復工事、地元では足利学校の修復工事にも携わらせていただきました。古建築を学び歴史を知るなかで見えてきたものがありました。

2022年01月17日  カテゴリー: コーポレートステートメント

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