KAME-KOBO MAGAZINE

亀工房マガジン

第1回創業期

大工職人として働くところからスタートをしました。大工という仕事、それはモノづくりにおいて個人が購入するものとしては最大の物であります。(創業時に作成したHP内の自己紹介を描いた記録が残っています。よかったらご覧ください。)柱、土台、梁という木材を使い建物の構造を組み上げる。手作業で行う大工という仕事にとても達成感を感じ次第にモノづくりにのめりこんでいきました。

昭和の高度経済成長期。機械化は進み私たちはその恩恵を受けつつ育ちました。家を作る工程に触れたその頃、そろばんから電子計算機に変わった時代を経てにもかかわらず、またそろばんを手にしたようでした。住宅一戸あたりおよそ100本の柱の上下にほぞという凸を作り、土台や梁には凹の穴をあけます。それを手作業で開けていきます。そんなことをやりながら作っていくんです。高度経済成長の中で育った我々としては衝撃でした。なんてコツコツなんだと。でもそれはいい経験でした。オワコンだなんて思いませんでした。むしろその地道な作業をしていたことに感動しリスペクトに変わりました。今でいうライブラリーのないプログラミングとでも言いましょうか。そのすごさを感じ頂点を極めたい。そういうステップアップに舵を切りました。それが社寺建築という世界です。

2022年01月17日  カテゴリー: コーポレートステートメント

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